電力自由化によって小売電気事業者は年々増加しており、2025年11月19日時点で登録小売電気事業者は788事業者に上っています。数ある小売電気事業者の中から、自社に合った事業者を選ぶには、事業者の特徴や電気料金プランを比較することが大切です。
そこで本記事では、2022年3月から電力小売事業に本格参入したU-POWER(ユーパワー)について解説します。基本情報や料金プラン、電気料金の計算方法、契約方法をまとめましたので、高圧電力を供給している電気会社を比較する際の参考にしてみてください。
※本記事の内容は2025年11月時点の情報です
※参考:経済産業省 資源エネルギー庁.「登録小売電気事業者一覧」. https://www.enecho.meti.go.jp/category/electricity_and_gas/electric/summary/retailers_list/ ,(2025-11-19).
※参考:U-NEXT HOLDINGS.「子会社の設立および新たな事業の開始に関するお知らせ」. https://unext-hd.co.jp/newsrelease/2022/03/hd-upower.html.(2022-03-01).
目次
U-POWER(ユーパワー)は、株式会社U-NEXT HOLDINGSのグループ会社である株式会社U-POWERが提供している電力供給サービスです。
元々は同じ株式会社U-NEXT HOLDINGSのグループ会社であり、インターネット回線事業などを行っている株式会社USEN NETWORKSが電力小売事業を展開していました。その後、変化の著しい電力ビジネスに対応するため、2021年12月1日に株式会社U-POWERが設立され、2022年3月1日付けで電力小売事業を継承しています。
株式会社U-POWERでは、株式会社U-NEXT HOLDINGSの主力事業である店舗サービス事業で培った豊富なノウハウを生かし、電力小売事業や脱炭素経営実現に向けたコンサルティング事業などのビジネスを展開しています。コスト削減とグリーンエネルギーの利用を両立させるサービス提供が特長的です。
また株式会社U-POWERは、一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団が行っている森林保全活動のオフィシャルスポンサーとして支援も行っています。
※ 参考:USEN NETWORKS.「株式会社U-POWER 設立に伴う現契約の取り扱いに関するご案内」.(2022-01-31)
※ 参考:U-NEXT HOLDINGS.「子会社の設立および新たな事業の開始に関するお知らせ」.(2022-03-01)
株式会社U-POWERの会社概要は、以下の通りです。
| 会社名 | 株式会社U-POWER |
| 本社所在地 | 東京都品川区上大崎三丁目1番1号 目黒セントラルスクエア |
| 設立年月 | 2021年12月1日 |
| 代表取締役 | 高橋 信太郎 |
| 資本金 | 500万円 |
| 売上高 | – |
| 株主 | – |
| 事業内容 | 電力事業 |
| コーポレートサイトURL | https://u-power.jp/ |
U-POWER(ユーパワー)の供給実績は、以下の通りです。
| 対応電力規模 | ・低圧 ・高圧 ・特別高圧 |
| 対応エリア | 要お問い合わせ |
| 供給実績(単位:1,000kWh) ※2024年4月~2025年3月の合計値 | ・低圧:430,472 ・高圧:2,203,680 ・特別高圧:251,657 |
※参考:経済産業省資源エネルギー庁.「電力調査統計表 過去のデータ 2024年度(令和6年度)」. https://www.enecho.meti.go.jp/statistics/electric_power/ep002/results_archive.html ,(2025-11-19).
U-POWER(ユーパワー)の2023年4月1日~2024年3月31日の電源構成の実績値は、以下の通りです。
| その他 ※1 | 97.85% |
| FIT電気 ※2 | 2.15% |
電気料金プランごとの電源構成の実績値は、以下の通りです。
<GREEN10メニューの電源構成の実績値>
| その他 ※1 | 97.85% |
| FIT電気 ※2 | 2.15% |
| 非化石証書あり | 10.0% |
| 非化石証書なし | 90.0% |
<GREEN50メニューの電源構成の実績値>
| その他 ※1 | 97.85% |
| FIT電気 ※2 | 2.15% |
| 非化石証書あり | 50.0% |
| 非化石証書なし | 50.0% |
<GREEN100メニューの電源構成の実績値>
| その他 ※1 | 97.85% |
| FIT電気 ※2 | 2.15% |
| 非化石証書あり | 100.0% |
| 非化石証書なし | 0% |
2024年度はFIT非化石証書(再エネ指定あり)を622,060MWh分、非FIT非化石証書(再エネ指定あり)を2,584MWh分取得しており、これはU-POWERの電力需要全体の21.6%分に相当します。
※1 他社から調達している電気の一部で発電所が特定できないものについては、「その他」の取扱いとしています。
※2 FIT電気を調達する費用の一部は、当社以外のお客さまも含めて電気の利用者が負担する賦課金によって賄われており、CO₂が排出されないことを始めとする再生可能エネルギーとしての価値を訴求するにあたっては、制度上、非化石証書の使用が必要とされています。この電気のCO₂排出量については、火力発電なども含めた全国平均の電気のCO₂排出量を持った電気として扱われます。
※3 当社は再エネ指定の非化石証書の使用により、実質的に、GREEN100プランで再生可能エネルギー電気100%の調達、GREEN50プランで再生可能エネルギー電気50%の調達、GREEN10プランで再生可能エネルギー電気10%の調達を実現しています。
※5 この電気には、水力、火力、原子力、FIT電気、再生可能エネルギーなどが含まれます。
※6 他社から調達している電気の一部で発電所が特定できないものについては、「その他固定電源」の取扱いとしています。
※参考・出典:U-POWER.「電源構成・非化石証書使用状況・CO₂排出係数」.https://u-power.jp/power-supply/ ,(2025-11-19).
U-POWERの2023年4月1日~2024年3月31日の計画値は、以下の通りです。
| 卸電力取引所 ※5 | 59.0% |
| 相対電源 | 38.0% |
| その他固定電源 ※6 | 1.90% |
| FIT電気 ※2 | 1.60% |
相対電源の内訳は、以下の通りです。
| LNG・その他ガス | 52% |
| 石炭 | 21% |
| FIT電気 ※6-3 | 7% |
| 卸電力取引所 ※6-5 | 6% |
| 再生可能エネルギー ※6-4 | 3% |
| 水力(3万kWh以上) ※6-1 | 3% |
| 石油 ※6-2 | 0% |
| 原子力 ※6-2 | 0% |
| その他 ※7 | 8% |
※1 他社から調達している電気の一部で発電所が特定できないものについては、「その他」の取扱いとしています。
※2 FIT電気を調達する費用の一部は、当社以外のお客さまも含めて電気の利用者が負担する賦課金によって賄われており、CO₂が排出されないことを始めとする再生可能エネルギーとしての価値を訴求するにあたっては、制度上、非化石証書の使用が必要とされています。この電気のCO₂排出量については、火力発電なども含めた全国平均の電気のCO₂排出量を持った電気として扱われます。
※3 当社は再エネ指定の非化石証書の使用により、実質的に、GREEN100プランで再生可能エネルギー電気100%の調達、GREEN50プランで再生可能エネルギー電気50%の調達、GREEN10プランで再生可能エネルギー電気10%の調達を実現しています。
※5 この電気には、水力、火力、原子力、FIT電気、再生可能エネルギーなどが含まれます。
※6 他社から調達している電気の一部で発電所が特定できないものについては、「その他固定電源」の取扱いとしています。
【相対電源・内訳の円グラフ】
※6-1 再エネ指定の非化石証書を使用した電気です。
※6-2 0.5%未満のため、端数処理上0%と記載しております。
※6-3 FIT電気を調達する費用の一部は、当社のお客さま以外の方も含め、電気をご利用の全ての方から集めた再生可能エネルギー発電促進賦課金により賄われております。この電気のうち、非化石証書を使用していない部分は、再生可能エネルギーとしての価値やCO₂ゼロエミッション電源としての価値は有さず、火力発電なども含めてつくられた電気の全国平均のCO₂排出量を持った電気として扱われます。
※6-4 太陽光・風力・水力(3万kW未満)・バイオマスのうち、再エネ指定の非化石証書を使用した電気です。
※6-5 卸電力取引所から調達した電気には水力、火力、原子力、FIT電気、再生可能エネルギーなどが含まれます。
※7 他社から調達している電気で発電所が特定できないもの等が含まれます。
※参考・出典:U-POWER.「電源構成・非化石証書使用状況・CO₂排出係数」.https://u-power.jp/power-supply/ ,(2025-11-19).
U-POWER(ユーパワー)の電気料金プランをご紹介します。
高圧・特別高圧向けプランは、以下の2つです。
| GREEN10 | ・CO2削減に貢献できるプラン ・使用電力量に対して10%分のFIT非化石証書を購入し、実質的に再生可能エネルギー比率10%の電力供給の実施を計画 |
| GREEN100 | ・RE100に参加したい企業に適しているプラン ・使用電力量分のFIT非化石証書を購入し、実質的に再生可能エネルギー100%の電力供給の実施を計画 |
GREEN10とGREEN100には、それぞれ以下の料金プランがあります。
| 市場連動型 | ・日本卸電力取引所の市場価格に連動して料金が変動するプラン ・使用量に応じた手数料以外は原価で提供される透明性の高さが特長 ・夏季や冬季などの需要期は電気料金が上がる可能性があるものの、電力使用をコントロールすることでコストの適性化を実現できる設計になっている |
| ハイブリッド型 | ・日本卸電力取引所の電源とU-POWERが独自に調達する電源をミックスさせたプラン ・市場連動型のリスクを少なくしながら、電力供給を受けられる ※本プランは販売予定量終了後、販売打ち切りとなります |
| 固定料金型 | ・電力量料金の単価が固定されているプラン ・燃料費調整額などの変動によって単価が変わる可能性はあるものの、市場価格の影響を受けにくいのが特長 ・電気料金の将来的な見通しを立てたい企業におすすめ |
※参考:U-POWER.「料金プラン」.https://u-power.jp/service/ ,(2025-11-19).
低圧向けプランは、以下の3つです。
| GREEN10 | ・電気料金とCO2削減に貢献できるプラン ・使用電力量に対して10%分のFIT非化石証書を購入し、実質的再生可能エネルギー比率10%の電力供給の実施を計画 |
| GREEN50 | ・2030年までのCO2削減目標達成を目指している企業に適しているプラン ・使用電力量に対して50%分のFIT非化石証書を購入し、実質的再生可能エネルギー比率50%の電力供給の実施を計画 |
| GREEN100 | ・RE100に参加したい企業に適しているプラン ・使用電力量分のFIT非化石証書を購入し、実質的再生可能エネルギー100%の電力供給の実施を計画 |
※参考:U-POWER.「料金プラン」.https://u-power.jp/service/ ,(2025-11-19).
月々の電気料金に含まれる項目や計算方法は、電力会社によって異なります。ここではU-POWER(ユーパワー)の電気料金の計算方法をご紹介します。
高圧・特別高圧向けプランには、3つの料金プランがあります。料金プランごとの電気料金の計算方法を見ていきましょう。
市場連動プランとハイブリッドプランの電気料金の計算方法は、以下の通りです。
それぞれの料金の算定方法は、以下の通りです。なお、予備線料金や予備電源料金、自家発補給料金の算定方法については、U-POWERに直接ご確認ください。
| 料金区分 | 料金の算定方法 |
| ①基本料金 | ・託送基本料金単価 × 契約電力 × 力率割引・割増 ※銭未満切り捨て |
| ②電力量料金 | ・電源調達費 + 託送従量料金 + 需給管理手数料 + 容量拠出金相当額 + 管理費 ※銭未満切り捨て |
| ②-1 電源調達費 | <市場連動型プランの場合> ・各エリアにおける30分のごとのエリアプライス税込単価 × 使用電力量 = A ・1 ÷(1 – 損失率) = B(小数点第五位以下切り捨て) ・A × B = 電源調達費 <ハイブリッドプランの場合> ・固定電源調達費 + 固定電源調達燃料費調整費 + 市場電源調達費 ・固定電源調達費 = 固定電源従量単価 × 30分ごとのベース契約容量までの使用電力量 ・固定電源調達燃料費調整費 = 固定電源燃料費調整単価 × 30分ごとのベース契約容量までの使用電力量 ・市場電源調達費 = A × B ・A = 各エリアにおける30 分ごとのエリアプライス税込単価 × 30分毎のベース契約容量を超える使用電力量 ・B = 1 ÷(1 – 損失率) |
| ②-2 託送従量料金 | ・各エリアの託送従量料金単価 × 使用電力量 ※銭未満切り捨て |
| ②-3 需給管理手数料 | ・0.42円/kWh × 使用電力量 ※銭未満切り捨て |
| ②-4 容量拠出金相当額 | ・容量拠出金相当額単価 × 使用電力量 ※銭未満切り捨て |
| ②-5 管理費 | ・3円/kWh × 使用電力量 ※銭未満切り捨て |
| ③非化石証書費 | ・GREEN10の場合:0.14 円 × 使用電力量 ・GREEN100の場合:1.43 円 × 使用電力量 ※銭未満切り捨て |
| ④再生可能エネルギー発電促進賦課金 | ・再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 × 使用電力量 ※円未満切り捨て |
※参考:U-POWER.「重要事項説明書・約款」.https://u-power.jp/terms/ ,(2025-11-19).
固定単価プランの電気料金の計算方法は、以下の通りです。
それぞれの料金の算定方法は、以下の通りです。
| 料金区分 | 料金の算定方法 |
| ①基本料金 | ・常時電力基本料金単価 × 契約電力 × 力率割引・割増 ※銭未満切り捨て |
| ②電力量料金 | ・電力量料金単価 × 使用電力量 ※銭未満切り捨て |
| ③燃料費等調整費 | ・(燃料費調整額単価 + 離島ユニバーサルサービス調整額単価 + 市場価格調整額単価) × 使用電力量 ※銭未満切り捨て |
| ④再生可能エネルギー発電促進賦課金 | ・再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 × 使用電力量 ※円未満切り捨て |
※参考:U-POWER.「重要事項説明書・約款」.https://u-power.jp/terms/ ,(2025-11-19).
低圧向けプランは申し込みのタイミングによって、電気料金の計算方法が異なります。
2023年11月1日以降に申し込んだ場合の低圧向けプランの電気料金の計算方法は、以下の通りです。
それぞれの料金の算定方法は、以下の通りです。
| 料金区分 | 料金の算定方法 |
| ①基本料金または最低料金 | ・基本料金:基本料金単価 × 契約電力 ・最低料金:別途定める最低料金 |
| ②電力量料金 | ・電力量料金単価 × 使用電力量 |
| ③市場調整額 | ・(平均市場価格 – 基準市場価格) × 市場係数 × 使用電力量 |
| ④非化石証書費 | ・非化石証書費単価 × 使用電力量 |
| ⑤その他調整額 | ・その他調整額単価 × 使用電力量 |
| ⑥再生可能エネルギー発電促進賦課金 | ・再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 × 使用電力量 |
※参考:U-POWER.「U-POWER 電気料金種別定義書 【低圧法人プラン】」.https://u-power.jp/20231101_yakkan_low.pdf ,(2023-11-1).
※参考:U-POWER.「U-POWER 重要事項説明書【低圧法人プラン】」.https://u-power.jp/20240426_guide_low_hojin.pdf ,(2025-11-19).
2023年10月31日以前に申し込んだ場合の低圧向けプランの電気料金の計算方法は、以下の通りです。
それぞれの料金の算定方法は、以下の通りです。
| 料金区分 | 料金の算定方法 |
| ①基本料金または最低料金 | – |
| ②電力量料金(非化石証書費を含む) | ・(電力量料金単価 + 非化石証書費単価) × 使用電力量 |
| ③再生可能エネルギー発電促進賦課金 | ・再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 × 使用電力量 |
| ④電源調達調整費 | ・調達調整費 + 燃料費調整額(燃料費調整単価 × 使用電力量) |
| ⑤その他調整額 | ・その他調整額単価 × 使用電力量 |
※参考:U-POWER.「U-POWER 重要事項説明」.https://u-power.jp/20240401_guide_low.pdf ,(2025-11-19).
U-POWER(ユーパワー)の契約方法や契約内容をご紹介します。
U-POWERの契約を希望する場合は、まず公式Webサイトの専用フォームから問い合わせます。次に、見積もりを作成するために必要な情報を提出します。現在契約している電力会社との契約に関する情報が必要です。
見積もりに納得した場合は、電力切り替えの申し込みを行います。最短で申し込み翌月からU-POWERによる電力の供給が開始されます。ただし、検針日や現在契約している電力会社によって異なるため、申し込みの際に確認してください。
U-POWERの契約期間は、契約区分によって異なります。
高圧・特別高圧向けプランの契約期間は、契約成立日から料金適用が開始された日以降1年目までです。
ただし、契約期間満了日の3カ月前までに契約終了や変更を希望する旨を通知していない場合は、契約期間満了日以降も1年ごとに同じ条件で電気需給契約が継続されます。
※参考:U-POWER.「重要事項説明書・約款」.https://u-power.jp/terms/ ,(2025-11-19).
低圧向けプランの契約期間(2023年11月1日以降にお申し込みの場合)は、契約成立日から電気料金種別定義書に定める最低利用期間(料金適用開始の日から起算して3年間)を経過する日までです。
ただし、契約期間満了までに契約終了や変更を希望する意思表示がない場合は、同じ条件で電気需給契約が継続されます。
※参考:U-POWER.「重要事項説明書・約款」.https://u-power.jp/terms/ ,(2025-11-19).
高圧・特別高圧向けプランの場合、支払方法は以下のいずれかです。
低圧向けプランの場合、支払方法は以下のいずれかです。
口座への払い込みの場合、払い込み手数料は契約者負担になります。
契約者向けの「マイページ」にログインすると、電気使用量や電気料金を確認できます。
マイページでは、請求書のPDFや30分ごとの電力データのダウンロード、グラフによる電力使用状況の閲覧が可能です。
高圧電力を契約している場合、解約希望日の3カ月前までに解約申込書を記入して提出する必要があります。解約をしたい場合は、早めに営業担当者か代理店へ連絡するのが望ましいです。
また料金適用の開始日から1年未満で解約する場合、以下の計算方法で算出された違約金が発生します。
また解約希望日の3カ月前までに通知を行わなかった場合、解約までの期間に応じて以下の違約金が発生します。
| 解約希望日の1カ月前になった場合、もしくは解約希望日が経過するまで通知を行わなかった場合 | 電気需給契約に基づき廃止期日の1カ月前までの1年間に算定された料金の合計額 ÷ 料金算定月の合計月数 × 2カ月× 20% |
| 解約希望日の2カ月前になった場合 | 電気需給契約に基づき廃止期日の2カ月前までの1年間に算定された料金の合計額 ÷ 料金算定月の合計月数 × 1カ月× 20% |
低圧電力を契約中の方で移転・廃業による解約を希望する場合は、「U-POWERカスタマーセンター」に連絡します。U-POWERを解約し、現住所で他社に乗り換える場合は、乗り換え先への申し込みを行えば自動的にU-POWERの契約は解約になります。
なお、低圧法人プランで料金適用開始日から3年未満で解約する場合は、違約金として契約ごとに9,800 円(非課税)が発生します。
※参考:株式会社U-POWER.「電気需給約款(高圧・特別高圧)【高圧固定プラン】」.https://u-power.jp/20240401_yakkan_high_kotei.pdf.pdf ,(2025-11-19).
※参考:株式会社U-POWER.「電気需給約款(高圧・特別高圧)【市場連動プラン/ハイブリッドプラン】」.https://u-power.jp/20240401_yakkan_high.pdf ,(2025-11-19).
※参考:株式会社U-POWER.「料金種別定義書(低圧法人プラン)※2023年11月1日以降にお申込み」.https://u-power.jp/20240501_definition_low_hojin.pdf ,(2025-11-19).
ここからは、U-POWERの主な特長をご紹介します。自社のニーズに合っているかどうかの参考にしてみてください。
U-POWERは、GREEN10やGREEN50、GREEN100など、環境に配慮した電気料金プランを提供しています。各プランで再生可能エネルギーを用いた非化石証書を購入でき、CO2の排出量を実質的に削減可能です。
また高圧・特別高圧向けのGREEN100では、電力の属性情報が付与されたFITトラッキング付非化石証書を購入することで、RE100の要件(「RE100 TECHNICAL CRITERIA」(バージョン4.1))を満たせるようになります。RE100とは、電力の100%を再生可能エネルギーで賄うことを目指す、国際的なイニシアチブです。日本でも多くの企業が参画しています。再生可能エネルギー由来の電力を活用することで、環境問題に取り組む姿勢を対外的にアプローチできるでしょう。
なお、GREEN10やGREEN50、GREEN100は、それぞれ再生可能エネルギーの比率が異なります。GREEN10は10%、GREEN50は50%、GREEN100は100%再生可能エネルギーを用いた電気料金プランです。再生可能エネルギーの比率が高いほどコストはかさみやすいですが、環境保全に大きく貢献できるという付加価値を得られます。自社の方針に合わせた電気料金プランを選べるのは、U-POWERの特長の一つといえます。
※参考:U-POWER.「料金プラン」.https://u-power.jp/service/ ,(2025-11-19).
U-POWERは、日本全国にサービスを提供しています。一部の離島や沖縄地域を除き、日本国内のほとんどの地域で利用が可能です。
<利用可能エリア>
全国に対応しているため、支社や事業所が複数ある企業でも、拠点ごとに契約先を分ける必要がありません。管理の手間やコストを抑えられるでしょう。
※参考:U-POWER.「U-POWER電気料金の削減事例集 」.https://u-power.jp/service/Sakugen-Jireishu_V2_20230606.pdf ,(2025-11-19).
U-POWERでは、電気料金削減と脱炭素社会の実現に向けた取り組みの一環として、定期的に節電プログラムを実施しています。
電力供給は「同時同量」の原則のもと、常に消費電力量(需要)と発電量(供給)が一致していなければなりません。需給バランスが崩れると、大規模停電などにつながってしまう恐れもあります。
そのためU-POWERでは、需要が増加しやすい夏季と冬季に節電プログラムを実施。節電に成功した企業には、電気料金の割引特典が付与されます。
| 節電実施期間 | ・夏季: 7月1日~9月末日 ・冬季:12月1日~2月末日 ※需給状況に応じ、上記以外にも節電要請を行う場合もある |
| 参加対象 | ・U-POWERの電力供給を受ける高圧・特別高圧の顧客 ・契約電力が300kW以上である顧客 ・U-POWERのサービス規約に同意した上で、対象期間内の節電に協力できる顧客 ・過去の節電キャンペーン実績をもとに節電成功の確率が高いと判断された地点 |
| 節電に成功した場合の割引詳細 | ・夏季および冬季の実施期間3カ月分の割引合計額が、通常の電気料金から差し引かれる ・割引特典は、キャンペーンの最終実施月から3カ月後に発行される請求書へ反映される予定 |
※参考:U-POWER.「U-POWER 節電プログラム(高圧・特別高圧)」.https://u-power.jp/setsuden-program/u-power.html ,(2025-11-19).
U-POWERは電力供給の他に、脱炭素コンサルティングサービスを提供しています。環境省認定の「脱炭素アドバイザー」資格を保有している専任担当者が、カーボンニュートラル実現へ向けた企業の取り組みを丁寧にサポートします。具体的には、以下に挙げるような幅広い支援が可能です。
など
※参考:U-POWER.「カーボンニュートラルへ向けた「脱炭素コンサルティングサービス」」.https://u-power.jp/decarbonization/ ,(2025-11-19).
U-POWERは、コーポレートPPAにも対応しています。コーポレートPPAとは、需要家が小売電気事業者や発電事業者と直接もしくは仲介を通じて契約し、再エネ由来の電力を長期的に調達する仕組みです。
一般的なコーポレートPPAは約10~20年の長期契約が必要ですが、U-POWERのコーポレートPPA「プレミアムGREEN100」なら、最短2年から契約が可能です。
またプレミアムGREEN100は市場連動型プランをベースにしている料金体系ですが、市場価格が高騰した場合でも事前に定めた上限単価以上にはなりません。そのため電気料金が高騰するリスクを抑えられます。
さらに調達する電力は、主にFIP電源が対象です。環境価値が再エネ発電所に100%ひも付いているため、純度の高い再エネ由来の電力を活用できます。ただし、需要に対してFIP電源が不足する時間帯は、他電源から供給される可能性もあります。
U-POWERは、一般財団法人C.W.ニコル・アファンの森財団の森林保全活動を支援しています。
環境保全活動家のC. W.ニコル氏は、40年以上も放置され荒廃していた長野県信濃町の森を1986年に自ら購入し、環境保護活動を行うようになりました。現在では、絶滅が危惧されている65種以上の動植物が生息する、豊かな森へとよみがえりつつあります。
U-POWERはアファンの森財団が取り組む「100年先の未来のために生物多様性豊かな森を広げる」という使命に賛同し、2023年10月よりオフィシャルスポンサーとして支援を行っています。
※参考:U-POWER.「森林保全活動 アファンの森」.https://u-power.jp/afan/ ,(2025-11-19).
U-POWER(ユーパワー)のサービスを利用する際の注意点をご紹介します。
U-POWERでは、固定単価プラン以外は非化石証書費がかかります。再生可能エネルギーの比率が高いプランほど、非化石証書費が割高になりやすいことを認識しておきましょう。
具体的には以下の通り、プランごとに非化石証書費の単価が異なります。
※参考:U-POWER.「重要事項説明書・約款」.https://u-power.jp/files/20251101_definition_low_hojin.pdf ,(2025-11-19).
U-POWERの電気料金には先述した非化石証書費をはじめ、市場調整額や燃料費等調整費、その他調整額など複数の要素が含まれるため、複雑だと感じる方もいるかもしれません。
なるべくシンプルな料金体系にしたい場合は、固定単価プランを選ぶのがよいでしょう。ただし、電気料金の削減を優先するなら市場連動型プランの方がおすすめです。市場価格が安いときに電気を使用することで、電力コストを抑えられる可能性があります。
料金プランごとにメリット・デメリットがあるので、自社のニーズに適したプランを選ぶことが大切です。
U-POWERの電力供給サービスの導入によって、電気料金が削減された事例をご紹介します。
| 電気の使用例 | 電気料金の削減実績 |
| 昼間に電気を多く使用するケース | ・オフィス・学校・工場・ゴルフ場など:削減実績15.2% ・ドラッグストア・スーパーマーケットなど:削減実績15.0% |
| 昼間~夜間に電気を多く使用するケース | ・飲食店・パチンコ店など:削減実績23.2% |
| 常に電気を使用するケース | ・病院・老人ホームなど:削減実績24.8% |
| 土曜・日曜に電気を多く使用するケース | ・遊園地・テーマパークなど:削減実績31.8% |
| 特定の季節に電気を多く使用するケース | ・スキー場など:削減実績40.1% |
※参考:U-POWER.「今お使いの電気契約を見直してCO2削減に貢献しよう!再エネ由来のサステナブルな電気を選ぼう!」.https://u-power.jp/service/ ,(2025-11-19).
電力会社の乗り換えを検討している場合は、本記事でご紹介したような情報をチェックし、比較した上で、自社に合った電力会社を選ぶことが大切です。コスト削減を実現したい企業、安定性の高い電力を利用したい企業、環境価値を調達したい企業には伊藤忠エネクス株式会社が提供する「TERASELでんき for Biz.」もおすすめです。
TERASELでんき for Biz.は、伊藤忠グループの中核エネルギー会社である伊藤忠エネクスが提供する法人向けの電力供給サービスです。創業60年以上の歴史と、電力供給事業への参入から15年で培った運用ノウハウによって、企業の電力コストを削減します。企業の使用電力量やニーズに合わせ、オーダーメイドプランで電力を供給するのがTERASELでんき for Biz.の特徴の一つです。またCO2の排出量を削減したい企業に向けて環境価値オプションも提供しており、使用電力量に合わせて必要な分だけ環境価値の調達が可能です。環境価値オプションを導入することで、RE100や再エネ100宣言 RE Actionといった再生可能エネルギー利用を推進する枠組みにも対応できます。
電気料金を削減したい企業や、CO2排出量の削減を目指す企業は、ぜひTERASELでんき for Biz.をご検討ください。
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